平成26年度の介護保険料の値上げが発表になりました。
現行の15.5/1000(7.75/1000ずつ労使折半)が17.2/1000(8.6/1000ずつ労使折半)に1.7/1000の値上げになるようです。
改定時期は、平成26年3月分保険料(4月納付分)からになります。
健康保険料は、据え置きということになりましたが、介護保険料だけでみると10%強の値上げということになります。
協会けんぽの説明では、介護給付が年々増加しており、協会けんぽが負担する介護納付金も増加し、このままでは700億円の赤字が見込まれるそうです。
この現実を踏まえると、この大幅な値上げも致し方ないのかとも思いますが、来年以降は健康保険料の改定も予想されますし、厚生年金保険料は平成29年9月まで法定通りの改定が待っていますので、今後ますます被保険者・事業主の負担は増加するということになるのかもしれません。
これからの負担の増加を考えると、医療・介護分野の負担軽減のための施策(例えばジェネリック医薬品の利用や特定保健指導等の予防医療)というものを我々も真剣に理解するように努めなければならない時代になったのかもしれませんね。